女性経営者部会 2023年3月活動報告
開催年月日 令和5年3月28日 18:30~19:30
3月に行われました例会は「わたしの履歴書」シリーズで
「人生山ありたにあり、谷もまた楽しからずや
~飲食業から葬儀業 そして今福祉業界へ」と題しまして(株)第一葬祭 代表取締役社長 栗原 眞由美様にお話頂きました。
いつもパワフルな栗原さんは今回、初めてパワーポイントにも挑戦されました。
幼少期は三姉妹の長女として、札幌の農家で育ちました。
ご自身はわりとのんびりした性格で母は厳しく、父には「大器晩成型」と育てられました。
のちに父は葬儀社を立ち上げました。
高校卒業後は外資系の下着の店で働き持ち前の努力家で表彰もされました。
その後、結婚しご主人が始めた居酒屋を子供たちを保育園に預け働きました。
ご主人の「借金」が発覚し、離婚しました。
結局、父の跡を継ぎ、葬儀の仕事へと進んで行き、同友会で学ぶことになりました。
社員が退職したり、専務が独立したりと困難に立ち向かい、いつも前向きに物事をとらえ
ピンチをチャンスに変えてきました。あらゆるアイデアで会社を大きくし、顧客の
満足度を上げてきました。しかしながらコロナには勝てず赤字が続いておりましたが、
ここで一念発起し昨年福祉業界に参入しました。
障害のある人たちのグループホームです。
居酒屋で培った腕前を発揮し、お料理に特化したホームが出来ました。
夢はもう少し事業を拡大していきたいことです。
これまで、かけがえのない出逢い・縁が私をささえてくれたことで「自分が幸せだった」
と思います。
辛いときこそ成長するチャンスとチャレンジを続けてきました。
最後には笑顔で笑っていたいと結びの言葉でした。
報告者 : 有限会社ケアアシスト 谷口 紀代美